お母さんの産む力に寄り添う医療を

桑原産婦人科医院では、自然分娩を基本としています。自然分娩とは、人間が本来持つ産む力を最大限に引き出し、医療介入を最小限にとどめた分娩をあらわします。

産む前から分娩、産後一ヶ月健診まで。 お母さんと赤ちゃんの安心と安全を最優先に、おひとりおひとりの状況を観察しながら、適切な医療サポートを当院は提供します。

妊娠かなと思ったら…

これまで順調だった生理が来ない、市販の妊娠検査薬で陽性が出たなど、「妊娠かな?」と思われましたら、当院へお越しください。

妊婦健診について

妊娠初期〜妊娠23週まで
1ヶ月に1回
妊娠24週〜妊娠35週まで
2週間に1回
妊娠36週〜妊娠40週まで
1週間に1回
妊娠40週以降
必要に応じて

 

妊婦健診は、エコー検査(超音波検査)で赤ちゃんと、そしてお母さんの健康状態を確認します。エコー検査では、赤ちゃんの心拍や推定体重、胎位(頭が下なのか、逆子なのか)や性別などがわかります。 健診は、赤ちゃんに異常があった場合、早期に発見できるとても重要なものです。健診診予定日以外でも、胎動が少ない、お腹のはりや出血など、いつもと違うなと感じたらすぐに受診してください。


4D超音波について

超音波検査には平面的な2D静止画と、立体的な3D静止画、3Dに時間軸を加えた動画である4Dがあります。当院では、健診の際、必要に応じて4D超音波検査を行いサービスで動画をお渡ししています。自然な赤ちゃんの状態を無理なく撮影しますので、赤ちゃんのお顔が見えにくい角度であることも…。あらかじめご了承ください。

ブルーレイディスク・DVDへの録画について
4D超音波検査(エコー検査)の録画データについてはブルーレイディスクにて無料でお渡ししています。
ぜひご家族とご自宅で一緒に赤ちゃんの成長を見守ってくださいね。
ご希望の方は、妊婦健診の際に空のブルーレイディスクまたはDVDをお持ちください。
(2回目以降は、同じディスクをご持参ください。)

分娩について

普通分娩について

  • 分娩様様式は自然分娩を基本に、呼吸法は主にラマーズ法で行います。
  • 予定週数を過ぎて、陣痛が来ない場合、状態を確認しながら、必要に応じて陣痛促進剤を使用します。
  • 入院のタイミングについては入院の目安をご参考ください。

帝王切開について

  • 予定帝王切開、緊急帝王切開に対応しています。

無痛分娩について

麻酔で陣痛の痛みを和らげながら出産する方法です。「硬膜外鎮痛法」といわれる方法で、背骨にある「硬膜外腔」から麻酔を注入して、下半身のみ痛みをとります。
無痛分娩の良いところは、お産の痛みが軽くなることで、人によっては産後の回復が早くなることもあります。 麻酔を施術するため、当院では計画分娩で実施しています。また、麻酔自体のリスクも生じますので、無痛分娩をご希望の方にはご説明させて頂きますので、お気軽にお申し出ください。

当院では安心してお産に臨んでいただくことを第一にお産に取り組んでいます。
母児の状態、合併症などによっては対応できないこともあり、高次医療機関へ紹介・搬送させていただく場合もございます。

立ち合い出産について

お母さんがリラックスして出産に臨めるよう、ご希望に応じて立ち合い出産ができます。 立ち合い出産は、事前のお申込みが必要で、出産されるお母さんのご希望が確認できない場合はご遠慮頂いています。

※コロナウイルス感染症拡大防止の観点から制限する場合ございます。立ち合い出産ご希望の方は必ずご相談ください。

里帰り出産について

里帰り出産について対応しています。予め、分娩予約が必要となりますので、診療時間内にお電話にて分娩予約をお願いします。

家族宿泊について

家族宿泊については、特別室のみ可能となっています。

小児専門医による新生児診察

入院中にJCHO九州病院小児科医師による新生児診察を実施しています。新生児期に小児の専門の医師が注意深く診察することにより、病気の早期発見することができます。また、気になる点が見つかった場合で経過を観察する場合、退院後の産後2週間健診、1ヶ月健診と継続して経過を診させていただきます。

毎週月曜日
13:30~
毎週木曜日
13:30~

産後健診

産後2週間と1ヶ月の時期に健診を行っています。ご自宅に戻られてから感じた疑問など、お気軽にご相談ください。

産後2週間健診赤ちゃん

産後2週間の時期に、赤ちゃんの体重測定などの健診を行います。

産後1ヶ月健診お母さん・赤ちゃん

赤ちゃんの健診と、赤ちゃんに起こりやすい出血を防ぐためのお薬のK2シロップの投与。 お母さんは子宮の回復状況(子宮復古)、悪露の状態などの診察を行います。

※ケイツーシロップはビタミンK2を含むお薬で、ビタミンK欠乏性出血症を防ぎます。
 通常、出生後、生後1週目、生後1ヵ月時の計3回投与します。